かにばる

作者 SATAカブレ

33

14人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★ Very Good!!

ラりっているという表現も、当てはまりそうな。
ソうして日々ファいとする様子には誰にも理解され得ない孤独感。
ミんなと同じような言葉を使ったところで、ダメですね。魅力を伝えきれない。
レんけつかんが薄れていくような、これが離人感なのかな? 実感がわからないや。

ドうシたらいいのか。浮かれ果てたかーにばるの結果。

あれ? なにかまた、下がった。

★★★ Excellent!!!

掴みで少しにやけた。
ドレミファソラシドはバラバラに散らばっていて、実に狂った調律だ。
久々に奇作を読んだ気がする。
圧倒的な世界観である上に、すっと読み流すだけでは理解できない中身の読みごたえは素晴らしい。
いくつもの意味があり、すべてがダーティである。
漠然とした何かを探す旅の果てにいつしか甘い匂いに誘われてしまう。

★★★ Excellent!!!

 自分の顔がテーブルに張り付いているという奇妙な現象から、この物語は始まる。自分を識別する顔が、自分以外にあるという恐怖。そしてその異物感。そしてカニバル。タコを思い出した。タコは獲物がない状態では自分で自分の足を食べるという。人間にもこの現象は起きうるのか。おそらく、起きうる。だからこそこの物語は、一読の価値がある。題名のその意味、是非ご自身で堪能してみて下さい。

★★★ Excellent!!!

 最初の書き出し、「ドーシたラ」の一言。これだけで、あ、この人持ってんだな、と脱帽させられた。言葉を操るセンス、それをこの著者は持っている。これは努力だとかの容易なもので得られるものではない。
 また著者の表現の秀逸さも特筆すべきだろう。例えば「美しい青い花」を、「美しい」も「青い」も、さらには「花」さえも使わずに伝えること、それこそが小説における表現なのだが、自分の身体と心理をひっくるめて桃と種の関係になんの前振りもなく落とし込んでしまったこの著者は、間違いなくその技を身につけている。当て擦りのような比喩は瑞々しくも毒々しく、読者の心にいがらっぽさを残してくれること請け合いだ。

短編どころかショートに分類される短い作品だが、濃縮還元100%のエロスとユーモアが読み手の感性をしっかりと刺激してくれるだろう。