16話~20話

16話

昇離:すべての日本人に送ると言う意味のJAPというラジオ局の中堅DJ28歳。洋楽に造詣の深く、一曲流すごとにバンド名の由来から、曲が出来た裏事情からその時の世界情勢まで番組進行に支障をきたすレベルで語るため、よくプロデューサーから怒られる


17話

岩田:警察署の受付で仕事をしている男43歳。警察署内の案内から、相談にやってきた住民の最初の窓口になるため、柔軟な対応力が必要になる。ここ最近一番困ったのは、人を殺して自首しに来たという男。良く話を聞いてみると結局、人殺し自体が嘘だった。その事を注意すると、急に泣き出してそのまま身の上話を2時間付き合った。これも職務だと往々にして語る


松本:仁のために鹿島を呼んだ刑事課所属29歳男。柔道3段、合気道2段の腕を持つ大男。自他ともに認める強面で刑事になる前、非番で私服時にバイクでのひったくり事件を目撃し追いかけたことがあった。被害者の女性がひったくりよ!と大声を上げると、周りの男が一斉に松本に向かって走ってきて取り押さえようとした。どうにか誤解を解いたが犯人は逃走してしまった。後日バイクのナンバーをしっかり覚えていた松本の手によってひったくり犯は無事捕まった、あの時ほど必死になった時は無かったと笑いながら語るらしい


楠根陽太くすねようた:仁の妄想の中の男35歳男。鹿島の話の中で出てきた物取り、財布をくすねようとしたXを、仁が勝手に名付けて頭の中で作り上げた。果たして楠根陽太はどこに行ったのかを仁は考える。彼は存在するのかしないのかはわからないが、仁のネーミングセンスの無さだけは良くわかる


19話

公平:ラジオ局JAPの若手DJ25歳男。情報番組を担当することが多い、毎回のように来るゲストにいつも毒を吐きながらも、しっかりと商品の宣伝をすることを忘れない。


20話

野崎:自動車工場勤務、聡の上司でもある41歳男。大抵いつも若い連中に仕事を任せて自分はそれを眺めている。本人曰く、自分が手を貸してはいつまでも下が育たないとからとの事。聡が忙しいある日サボってないで仕事してくださいよと頼むと、聡が半日かかると思っていた作業を2時間かからず完璧に終わらせ聡を唖然とさせた。

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