洗練された簡潔さこそ、物語の神髄と教えてくれる

たった31音の韻律に様々な思いを込める「短歌」は、簡潔にして明瞭、洗練された究極の表現形式であるが、その「簡潔さ」こそが一番難しいのだ、と物語を書く人間ならば誰もが知っているはず。

140字に凝縮された作品群は、簡潔さこそ質の高い労作の結果であることを明確に物語ってくれる。

たった140字。そこからより豊かに育ちゆく世界を垣間見せてくれる表現力と、様々なジャンルを少ない文字数で書き分ける事が出来る作者さまの才能に驚かされる。ジャンルに制限されない想像力も、この作者さまの強みなのだろうと羨ましく思う。

先ずは、ご一読を。自分好みの作品に必ず出逢えるはず。

そして、創作意欲が沸けば、アイデアを提供して下さる懐の深い作者さまに感謝して、物語を書き始めよう。

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