デカルトの悪魔を思わせるホラーです。独創的なものは理解できないモノには、間違いなさそうです。ラストで、誰もいない空虚な街が目の前に広がっていた気がしました。
題名から引き込まれますね。創作の風景や方法はそれぞれでしょうけど、この恐怖、懸念は僕らはいつか何処かの段階で必ず考えるんじゃないでしょうか。もちろん懸念に過ぎない…はず。
小説を書く際にキャラクターを考える手順と、「架空の存在がそのことを自覚する、 自らを創造した者が存在すると知覚する」というメタフィクションが見事に融合した傑作です。ぜひ、最後まで読ん…続きを読む
この物語は、有葉君が小説を描く所から始まる。それで小説のキャラを知る為に、頭の中で対話をする事になる。説明はネタバレになりますので省きますが、何というか哲学的というか真理というかそんな感じがします…続きを読む
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