読むぞぉ!
デカルトの悪魔を思わせるホラーです。独創的なものは理解できないモノには、間違いなさそうです。ラストで、誰もいない空虚な街が目の前に広がっていた気がしました。
その思考、その行動は果たして誰によって決められたものなのか……デカルトを思わせるような話でした。
小説を書く際にキャラクターを考える手順と、「架空の存在がそのことを自覚する、 自らを創造した者が存在すると知覚する」というメタフィクションが見事に融合した傑作です。ぜひ、最後まで読ん…続きを読む
「独創的な存在」という独創的な存在。考えていてはその存在に飲み込まれてしまうかも知れない。
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