善良な日本人が、異世界でローマを創る

ファンタジーものは苦手なのです。
若い頃は大好きだったんですが、トシですかね? そのノリについていくのがしんどくなってきちゃったのです。
でも仲良しさんが強力に推してくるから(笑)
それに、この作者さまのお話がとても面白いのは知っているのです。
読んでよかった。
勧めてくれた○さん。ありがとう。

ある日不意に異界に落とされた主人公。
ただのサラリーマンである彼に、目の前の猛獣に対処する術はありません。
そこに颯爽と現れ救ってくれた男。
その男が言うのです。
彼こそは、己の親友プロコピウスであると!
なんか知らんが助かった、と胸を撫で下ろす主人公はやがて知ることになります。
己の見た目も能力も、別の誰かのものであるということを。
異世界ファンタジーに史実を絡めながら展開してゆくストーリー。
個性的で魅力に溢れる登場人物たち。
ファンタジー好きならもちろん、そうでない方もぐいぐい引き込まれるに違いありません。

そして、読了した今、思うのです。
ああ。外伝読みたい……

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