記憶喪失になった少年がいいラインで描かれていた。

記憶喪失を描くのは簡単そうで実は意外と難しいような気がする。
しかし兎村先生は上手なライン上で少年を生き生きさせていたと思う。
この作品は序盤から引き込まれ、最初に感じていた違和感を最後にすべて回収するという気持ちよさも兼ね備えていた。
この作品が一話から安定して愛されるのが良く分かった気がした。

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