短歌と、それを詠んだ時の心模様を描いた短編集。
連載中ではありますが、一話完結のためレビューさせていただきます。
日々の中で感じたこと、悩み、喜びを心のおもむくままに短歌として著されています。何の飾りも、見栄も張られず紡がれた言葉は、読み手の心を動かします。一句一句に込められた想い。雲ひとつない大空、遮るもののない地平線のように、真っ直ぐなのです。
回を追うごとに言葉、表現が洗練されていき、とても素敵な歌集+エッセイ集となっています。
日々の疲れを癒してくれる、良質な一品です。
続きがとても楽しみです。