日々楽しく健やかに安全に暮らす昼の人々。日々命の危機を感じながら差別されながら暮らす夜の人々。夜の世界を好む人。昼の世界に憧れる人。昼の世界を憎む人。とにかくこの世界にいる人達の人間性がとても鮮やかに繊細に描かれています。
手塚治虫の火の鳥「太陽編」を思わせる凄まじい格差社会を描いた作品。その世界の中でもがく登場人物達の生き様に惚れました。冒頭から圧倒的な表現力と構成力でこの世界観を読者に理解させてくれる筆力にも圧…続きを読む
少年と少女とカリスマとそれを支える愉快な仲間が熱い「半分軍服半分巫女の委員長」が出てくる作品はこちらですとか、レビューのタイトルにしたい言葉がいろいろとでてくるのですが、とにかく面白かった。…続きを読む
同じ空間を共有しながら、格差社会や階級社会などというレベルではない、最早分断され二つの世界となった〈昼〉と〈夜〉。夜に生まれ兵役を課せられ〈死獣〉との戦いに明け暮れる若き主人公の鬱屈した視点から、そ…続きを読む
「昼」と「夜」。太陽が昇ってから沈み、沈んでからまた昇るまでの時間。これだけで、住む場所も階級も、そして戦いも強いられてしまう世界の中で、懸命に生きるため仲間たちと共に奮闘し続けていた主人公。しかし…続きを読む
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