日々楽しく健やかに安全に暮らす昼の人々。日々命の危機を感じながら差別されながら暮らす夜の人々。夜の世界を好む人。昼の世界に憧れる人。昼の世界を憎む人。とにかくこの世界にいる人達の人間性がとても鮮やかに繊細に描かれています。
夜勤というとただ夜にやる仕事で朝になれば帰宅するものである。この小説に置いての夜勤は生まれた時間でその後の生き方が決まってしまう世界から始まる。主人公滝本一琉が日々の夜勤をこなす中現れる女性によ…続きを読む
手塚治虫の火の鳥「太陽編」を思わせる凄まじい格差社会を描いた作品。その世界の中でもがく登場人物達の生き様に惚れました。冒頭から圧倒的な表現力と構成力でこの世界観を読者に理解させてくれる筆力にも圧…続きを読む
いや、これは面白かったです。ベトナム戦争の映画やガンダム、ゲームのガンパレードマーチを思い出しました。少年たちが戦い、時に死を迎える中、何を考えるのかという描写が秀逸でした。特に、ただ夜に生まれ…続きを読む
読んでて先が気になる話しです。次が読みたくなって夜中々眠れません。
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