第8話
愛した人が残した棘。
愛された故の甘い棘。
身体の奥深くに刺さり続け、いつまでも忘れることのできない痛む棘。
いつになれば、この痛みから解放されるのだろうか。
いつになれば、忘れることを許されるのだろうか。
糸 千川原 周作 @chiga
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