金の亡者(?)の配達屋のお金の使い道...ギャップ萌えクリスマス

クリスマスに子どもたちへプレゼントを届ける仕事...

のはずが、その仕事の名前は「配達屋」で、乗って走るのはバイクの相棒。
しかも主人(配達屋)はお金が大好き。
とかなりパンチのきいた設定で、ハードボイルドの世界(文章ではなく)を彷彿とさせます。

だけれど、ラストで主人の稼いだお金の二つの使い道は、それまでの作品や彼の雰囲気を一気に変えさせて、ほっと優しい気持ちをうみます。
ギャップ萌えをたいへん上手く使われていました。
最後の最後で、あ、クリスマスだ、という温かさを感じられる作品です。

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