カルナの夜の思い出は、恐ろしく、優しく、哀しい。

小学生の「私」は、田舎の祖母宅で長期休みを過ごす。
その村には、不思議な風習があった。
村人たちが「カルナが来る」という、カルナとは何なのか――

新着時に拝読したのですが、落ち着いてレビューを書く余裕がなく。
改めて、読ませていただきました。
父親がいない「私」の家庭環境と、初恋と。
助けられ、助け、受け継がれていくもの。
恐ろしいだけでなく、切なく、静かに心に残る物語でした。

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