神戸に足を運んだことのない私ですが、いつか行ってみたいなぁと読みながら思いました。神戸の街に対する描写と、キャラクターの昔日に想いを馳せる描写、それらのバランスが最高です!終盤の流れ、本当に素敵。
ゆっくり回る喫茶店から見える美しい情景と、再び色づく恋心。設定の面白さだけでなく、描写がとても綺麗でよかったです。何度か神戸に訪れましたが、まだ知らない場所・イベントがたくさんあるので、機会があっ…続きを読む
コンパクトな字数であるのに、主人公の気持ちと巡ってゆく風景、そして思い出のきらめきと切なさ、今も手離すことのできない気持ち……それらがすべて無理なくまとめられていて、読んでいるとするっと世界の中にひ…続きを読む
夕方の景色が郷愁を誘い、温かい懐かしさとほんのりと寒い寂寥感の両方が感じられる作品でした。冒頭で語られる、喫茶室から眺める景色がありありと浮かんできます。そしてそれに続く、動いていく景色が徐々…続きを読む
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