文体をも時を超える

1話目では旧字体で物語が始まります。
その状況から過去のお話だと読み進めていくのですが、2話目には現代語へと変化します。

慣れない文体から、普段読み慣れている文体への転換。

物語と一緒に時を超えているような錯覚を覚えました。

物語全体を通して穏やかな空気が流れているような、どこか夢を見ているのようなタイムスリップ物語です。

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