駆け込み乗車はおやめください……

電車に乗っている乗客が、また一人、また一人といなくなり、ついには主人公一人だけに。
どうなるのだろうと、どうなるのだろうとドキドキしながら読めます。
作者さんの風刺が効いた作品のひとつです。

「人の性格や言動はそうすぐには変わらないものです。あとえそれがあの世に行っても……」なんてタモリさんの話が聞こえてきそうなラストでした。