頑張れ、スティーブン!

魔法の世界でブラックに(普通に)働く若者たちのお話です。
魔法やら魔王やら天使やら、設定が王道のファンタジーなのに、働き方がイマドキなのが身につまされて爆笑でした。
前半では名前だけの主人公たちの正体が、後半でさりげなく明かされるのも心憎い展開です。
一番可笑しかったのは、魔法が一切無いという科学の発達した世界である<地球>の解説でした。
ネタバレになってしまうので詳しく書けませんが、スティーブンが不憫で最高です。続きが読みたいです。

その他のおすすめレビュー

来冬 邦子さんの他のおすすめレビュー662