季語の豊かな世界

ひとつひとつの俳句にその季節だけの匂いや音や味わいが豊かに立ち上がります。それは季語が放つ、幾世代もの人々が詠い継いだ季節の美しさでもあります。俳人は季節の真ん中に佇み、空を仰いで時を超えた詩を奏でるのです。