愛と死は斉しい。世界観に飲み込まれました。
- ★★★ Excellent!!!
正直言葉に出来ない。元々語彙力がない、というのもあるけれども、読み終えた後、ウルとノラのそれぞれの心情、決して叶うことのない悲恋が胸に突き刺さります。
ウルが喫茶店に居なければ、ノラが喫茶店に入店しなければ…なんて考えますが、二人の時間は決して無駄なものではないし、ウルが恋を知ることもなかったんだろうな、とも思います。そして結末に鳥肌が止まりません。
ウルとノラ以外の登場人物も魅力的で、一人一人いるからこそ物語が成り立っているのだなと思います。個人的にジュリアが好きです。おちゃらけたキャラクターかと思えば、ウルを気にかける描写もあり、なんなんだこの男は…、と、あるシーンで惚れました婿に下さい。
1時間少し、のめり込んで読めました。煙草が吸いたくなりました。貴方の言う通り、どちゃくそに好みです。語彙力を下さい。涙ちょちょぎれたのは秘密です。あまり書きすぎるとネタバレになるので、後日個人的に作者に殴り込みに行きます。