こんにちは(^^)夢と走馬燈と現実の三つが巡り巡る、とても不思議なお話でした。主人公の、運命を変えようとする努力が実に切なく、途中からの恋愛要素がさらに主人公を追い詰めていく。自分、親友、そしてかつて恋した(現在の親友の妻である)女性の三角関係が、さりげなくアクセントになって胸に迫ります。一体何が幸せなのか、死生とは何なのか、短いながらも考えさせられる作品だと思います。
本当に次の話をサクサク読むことができる。それに走馬灯というものをそう捉えるか!という驚きも感じました。目の付け所が面白かったです
発想にひかれて読み進めてしまいました。自殺するおとこが見る走馬燈、果たして彼は本当に死んだのか?過去を遡るのは当たり前にできる、では未来は?夢と現実を交互に遡り、意識が混濁していく。完結でありながら、心地いいミステリーでした。ただ、途中、わかりづらい部分があったので(意識が混濁したようにみせるところ)、疑問点も生じました。次の作品に期待して星2つ送らせて頂きます。
どうせハッピーエンドだと思ってたら何やら不穏な空気が…。展開が予想できない恋愛ミステリー
走馬灯を追いかける。という何とも変わったコンセプトで進んでいくストーリーがとても良い。テンポもよく、キャラクター同士の絡みや、苦悩する主人公の心情の表現が胸に刺さる。
冒頭の主人公の心情に胸打たれた。これは続きが気になる。文体も読みやすくて、期待大です!