20. 新入部員探します。

今考えるともう少し小学生の頃の思い出話(いじめ以外の部分)を

しておけば良かったかなあ... なんて。ほんの少し思った。ほんの少し。



ほんの少し思った。ほんの少し。


--


キュッ...ダダダダダ...ベシャ!


まただ。山口先輩が転んだようだ。


「またかよっ(笑)大丈夫か!?(笑)」


山田先輩。 いつもの練習が始まる。


--


「よし!みんないるかー?」


高橋さんが声を張る。


「うーっす!」


「では今日は、校内の男子でバレー部員を新しく探すぞーっ!」


「お、きたきたぁ〜っ!!!」


山口先輩のテンションが上がっている。

俺の弟も誘ってみたけど生物部に入っていて

真面目なので絶対に抜けないと言っていた。


「てゆーか、一伸ちゃん!」


と山口先輩。


「あのさ、なんか足りないポジションあんの?」


首を傾げて高橋さんの顔を覗く。


高橋さん「セッターがもう1人必要なんだ。体調不良だったり、交代する時だったり、何かと必要だろ?」


山口「じゃあ、直樹を交代させるってことー?」

高橋さん「ちげーよ!(笑) まぁそうかもだけどさ?」

山口「そうなのかよ!!!」


山口先輩の鋭いツッコミが入る。

やっぱり山口先輩は誰にでも好かれる性格をしている。

だから誰とでも仲良くできるんだなあ...。

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エクセレント学園 男子バレー部 ばるーんそーだ。 @halululu_2525

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