食べたもののおいしさは記憶に焼き付くものだな、と感慨深く読みました。舌に残る味が温かな人柄と場所を思い起こさせる、というのがよく伝わってくる筆致でした。
『ハーピーとユキヒョウと甘酸っぱいぶどうの話』しばらく更新お休みします。 『推しのおかげで脱皮できました』(短編)もカクヨムコンに参加してます。 フォロー…
リアリティーのあるドラマがたった二千字ほどの中にぎゅっと濃縮されて詰めこまれています。 雰囲気づくりが絶妙。 偶然の出会い、そして別れ。 でも、「ずっと友達」。心にささる言葉です。
雨の中華街は、人を引き合わせ、その人たちに一生忘れられない何かをくれる。街の外観が変わっても、人の出入りがあっても、心の中で永遠に存在し続ける大切な何かをくれる。思い出の街とはそういうものなのだ…続きを読む
横浜中華街といえば、世界でも最大級のチャイナタウン。原色の看板に踊る漢字。何時に訪れても賑わうメインストリート。食べ歩きする肉まん。タピオカドリンク片手に何百という選択肢の中からその日のお店を探す。…続きを読む
中華街のある店を舞台にしたミニドラマ風の短編です。何気ない一瞬の中に昔馴染みの客と店主という二人の人生を浮かび上がらせています。これぞ短編の醍醐味という作品です。また中華街というどこか異世界めい…続きを読む
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