こういった街をアピールする物語ってどうしても観光名所の案内だけが浮いてしまいがちだと思うのですが、これはうまく物語の中に組み込まれていると思いました。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
名のある場所に行ったことがありますが、この物語を読んで、再び訪れたいと思いました。そして、もったいないと思ったのが、場所の説明だけになってしまっている所があります。文字制約のため、物語的に…続きを読む
美しい情景描写が素晴らしい作品です。清々しくもどこか切ない読後感を残します。末期患者を受け持つ医師。自然溢れる美しい高知県。たとえ光を失ってもなお、最期を迎えたいと思わせる街に、一度足を運ん…続きを読む
有川浩さんの「県庁おもてなし課」の映画の舞台にもなり、実際、私も旅行してみたのですが。桂浜、四万十川、カツオのタタキ、西原理恵子さん以外にもこんなに魅力が詰まっているのですね。ちなみに、…続きを読む
末期ガンを患う彼女は、高知の海や空や川を愛し、仕事に忙殺されがちの「僕」に、美しい風景をもたらしてくれた。彼女は「風がみえる」人だった。「命令」「面倒」という冷たい言葉が並ぶ冒頭、若手…続きを読む
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