東京の街の話です。京都との対比がいいですね、街の紹介の仕方が新鮮で、楽しませてもらいました。文句を言いながらもここで生き続けていく、それはこの街が好きだから、そういう風に感じました。次の話にも期待して星三つ送らせて頂きます。
都民の一人として言わせてもらえば、だいたいこのエッセイの通りである! なんでも揃っているけど、何もない空っぽな街――それが東京なのだ。だからこそ、僕たちはその空っぽな箱の中になんでも詰め込めることができる。東京という街を、そして自分自身を、空っぽにしてしまうか、おもちゃ箱にしてしまうか、輝く宝石箱にしてしまうかは、すべて僕たち次第なのだ!ありがとう、ビガンゴ。このエッセイのおかげで僕は大切を思い出したよ! 今日も下ネタをたくさん口にして、元気に東京の街を歩きます。ぱぱぱぱぱぱおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん
どちらも今日の京で、強で境で郷で興だ。 恐らく、当て字をしようと思えば、いくらでも、きょう、だと思う。 田舎者には、西か東かってぇ違いと、時間と歴史を閉じ込めた京都と、人と文化を開け放った東京、のような認識。 どちらもどちらで、人の多い場所が苦手な私には、機会があればと機械的にお客様として足を踏み入れるだけの場所。 けれども、人にも土地にも都市にも歴史は有り。そこに住まう人々、という認識を忘れてはいなかったか、と。読ませて頂いて思い起こされる。
日本という国の美しさを考える時、多くの人が京都を思い浮かべると思う。 けれど、それは本当にそうだろうか。 この国を形作ってきた美しいもの、この国をここまで押し上げてきた人々の心に郷愁を抱かせるものは、必ずしも、京都の風景だけではない筈だ。 ひょっとしたら、そこにあるのが当たり前に思ってしまっているかもしれない。けれど一時離れて、振返った時、心に去来する風景は、日本という国のどこにでもあって、世界の他の国では、そうそう目にすることができない物達の筈だ。 今日はほんの少しだけ、それに目を向けてもいいかもしれない。
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