人間の世界で綴られる、妖たちの恋愛譚

 夏祭りにやって来た主人公は、追ってから逃げる1人の女性と巡り会う。彼女に懇願され、追っ手をまくために恋人の振りをする彼であったが、彼女への想いは募っていき――

 最後のラストが秀逸な、とても素敵な恋愛小説でした。お稲荷さんに思わず参拝しに行きたくなりました。

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