始まりの町
町に着いた。
あれから、1時間位かかったな。
小さい町だな。
まあ、入ってみっか。
「ようこそ!ここは始まり町、ドーン。
駆け出しの冒険者が集まる場所です。」
ほう、ドーンと言うのか。
良かった。ちゃんとした町で。
*
町をぐるりとまわってみた。
在った施設は、宿屋、道具屋、武器屋、防具屋、魔道具屋、ギルドらしきもの、詐欺まがいのレストラン・・・始まりの町にあっちゃいけないだろ。
魔道具屋か。この世界には魔法が存在しているのか。面白そう。
まあ、ゲームだと大体最初はギルドからか。
*
ギルドに着いた。
中は酒場のような所で、正面の奥にカウンターがあり、三人の女性が受付をしている。その横には、色々な紙が貼ってある壁がある。
俺はカウンターの左側にいる女性に話しかけた。
「ようこそギルドへ。いかがいたしました?」
「いや、初めてここに来たんですけど、何をして良いのか分からないんです。」
「左様ですか。では、まず冒険者として登録いたしましょうか。」
冒険者?
「何ですか?それ。」
「はい、冒険者とは魔物を倒したり、クエストをこなしたりすることでお金を稼ぎ、生活をしている方々のことです。」
ほう。
「彼らは、魂の強さがレベルやステータスとして表されます。
また、クエストや魔物を倒したりすることで、経験値と言うものが上昇し、一定以上まで貯まるとレベルが上がり、ステータスが上昇します。」
ほうほう。
「レベルが上がると、スキルポイントが手に入ります。このポイントを使い、スキルを習得することが出来ます。」
ほうほうほう。
「では、登録しちゃいますね~。」
勝手に?別に良いけど。
そして、俺の冒険者生活が始まった。
異世界にとばされてしまったんだが? 氏神様 @____-
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