始まりの町

町に着いた。

あれから、1時間位かかったな。

小さい町だな。

まあ、入ってみっか。

「ようこそ!ここは始まり町、ドーン。

駆け出しの冒険者が集まる場所です。」

ほう、ドーンと言うのか。

良かった。ちゃんとした町で。

町をぐるりとまわってみた。

在った施設は、宿屋、道具屋、武器屋、防具屋、魔道具屋、ギルドらしきもの、詐欺まがいのレストラン・・・始まりの町にあっちゃいけないだろ。

魔道具屋か。この世界には魔法が存在しているのか。面白そう。

まあ、ゲームだと大体最初はギルドからか。

ギルドに着いた。

中は酒場のような所で、正面の奥にカウンターがあり、三人の女性が受付をしている。その横には、色々な紙が貼ってある壁がある。

俺はカウンターの左側にいる女性に話しかけた。

「ようこそギルドへ。いかがいたしました?」

「いや、初めてここに来たんですけど、何をして良いのか分からないんです。」

「左様ですか。では、まず冒険者として登録いたしましょうか。」

冒険者?

「何ですか?それ。」

「はい、冒険者とは魔物を倒したり、クエストをこなしたりすることでお金を稼ぎ、生活をしている方々のことです。」

ほう。

「彼らは、魂の強さがレベルやステータスとして表されます。

また、クエストや魔物を倒したりすることで、経験値と言うものが上昇し、一定以上まで貯まるとレベルが上がり、ステータスが上昇します。」

ほうほう。

「レベルが上がると、スキルポイントが手に入ります。このポイントを使い、スキルを習得することが出来ます。」

ほうほうほう。

「では、登録しちゃいますね~。」

勝手に?別に良いけど。

そして、俺の冒険者生活が始まった。

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異世界にとばされてしまったんだが? 氏神様 @____-

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