記憶
紡
無題
「お前、この間俺はああやって言ったよな!?」
私はそう言われることが何回もあった。忘れっぽいだけかもしれない。でも、数分前まで覚えていたことを一瞬で忘れてしまうことが何回もあった。
忘れたくない、そう思っても私は忘れてしまう。
忘れたいことは忘れられないくせに
私にとってトラウマは色々ある、それは親自身だ。
私の親は私に理想を求める。やればできる、そう言って。しかし、親は知らない。私が親の顔も忘れたことがあることも、そして、私は親が思う以上に最低なやつだと。
私は自殺をしようとしたことが何回もある。初めてのときは小学生のときだっただろうか。タオルで首を強く絞めてたら死ねるんじゃないか。幼いばかりに頭がまわらなかったのだろう、きっかけははっきりとは覚えてるわけではない。恐らく母親に殴られた、たったそれだけのことだったのだろう、いや、幼かったからそれだけで自殺をしようとしたのだろう。何故かたまに思い出す、あんたなんて生まなければよかった。その言葉もきっかけだったのかもしれない
まぁ、私の自殺しようとした理由とかはどうでもいい
私は集中しても忘れてしまう。
だから、私は家族に言い訳だとか言われるんだろう。
記憶 紡 @Resentment_Mensch
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