第2話いざ異世界

「あのですね?人の話聞いてから出発しましょ!?こっちだって心の準備があるんですよ!ねえ!」


「うるさいうるさいうるさーーい!女神は偉いんだぞ!まったく!」


何故こんなことになっているかというと…


「異世界創造か~楽しみだなぁ!」

そう思う気持ちの半面、始めての体験で俺は緊張していた。

どうやって異世界創造するのか?何が待って居るのか?わからないことばかりだ。

そうだ、どうやって異世界行くのか女神様に聞いてみるか。


「女神様あの?どうやって……ってうわ!なんだこれ!」

俺の体は透明になっている。


「もう仕度出来たから出発!」


この女神…自己中だ!


そう思ったときには異世界の空の上だった。


そして今に至る…


「はいはい女神様エライエライ」


「なんか馬鹿にされてる気がする…」


実際、ちょっと馬鹿にしてるんだけどね


「そんなことよりもこの世界、家がいくつか立っていて人も居るんですが…」


「ああ、言ってなかったっけ?私達が創る異世界は前の女神様が創ってる途中で飽きたから続きをつくろうって。てっきりわかってると思ったけど人間じゃ流石にそこまで深く理解できないか?ププーww」


この女神は~!!!俺じゃなくても『私と一緒に異世界創らない?』ていう説明だけされてそこまでわかるやつなんて居ない!


イライラする気持ちを抑えながらもとりあえず落ち着こう。


まずこの世界の現状を整理してみると


だだっ広い草原の中にぽつんぽつんといくつかの村が存在していること

住居は基本的に木造

人が居て普通に日常生活をしていること

魔物などは居ない


こんな感じだ。


「ところでどうやってここから手直ししていくんですか?」


俺は尋ねた

「う~んここまで前の女神が適当に創っていたとは…まあいいや。とりあえず貴方がイメージする異世界象をこの紙に書いて」


そう言って紙を渡されました

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

異世界の受け入れ先が無いので自分で異世界作ります @Tsuru

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る