異世界の受け入れ先が無いので自分で異世界作ります

@Tsuru

第1話転成出来ない!?

突然ですが俺、町田創18歳は部屋に引きこもってPCゲームやアニメ鑑賞ばかりしていたが久しぶりに外の空気を吸おうと家の外に出て散歩してる際、とある理由(省略)でトラックに引かれ死んでしまい天国に来たようです。

あー外出るんじゃなかった…


それと何故そんなことがわかるかって?辺り一面花畑、そこに神々しい光の柱が何本が連なっている光景を見れば誰だってそう思うだろう。


「あ~短い人生だったなあ、でも俺天国に行けるほど良いことしてたかな?」


「ふむ、そういわれるとそうでもありませんね~まあ妥協ですね~それとここは天国じゃなくてその手前の中間地点です。」


突然誰かの声が聞こえた。


「誰だ!?」

いきなりの出来事に俺は声を張り上げる。


「誰だとは酷いですね、女神ですよ女神」


自称女神さんは花畑の真ん中にいつの間にかぽつんと立っていた。


髪は白色、セミロングで顔達は整っていて美人です。はい。


「あの~何か?用ですか?」


「なんですか?その言い方は!?もっと神には敬意を払うこと!」


うわ~めんどくさいタイプだ、、この人…いや女神


「それより、町田創くん貴方は異世界とか興味…」


「ある、あります!異世界転成ですねこの展開は!アニメとかラノベのあるあるだ!本当に異世界いけるのか!いやぁ~能力は何がいいかな?やっぱり(以下略」


これは知ってるぞ勇者とかになっちゃうやつだな!?現実では冴えない男子だった俺がついに活躍するときが!俺はそう思い一人盛り上がっていたのだが…


「あのね盛り上がってる所悪いんだけど、最近日本から異世界行く人が多過ぎてこれ以上の受け入れは審査で決めようって神会議で決まっちゃって高い能力持ってる人しか異世界行けないんだ…それが君が来た時にちょうど決まってしまって…君は能力もなさそうだから異世界転成は出来ないよ。」


「え?」なんだそれ?俺の期待返してよ…夢はあっさりと砕けさった。


「そこでなんだけど異世界転成出来ないのならば私と一緒に異世界創らない?私も異世界転成の審査とかめんどくさいし君も転成出来なくて暇でしょ?新しい受け入れ先作れば両方winwinで解決って訳で……ね!どう?」


もの凄い勢いで女神様が顔を近づけて来る


「近い近い!…わかりました!わかりましたから!」


この距離で可愛い女の子に話し掛けられたら恥ずかしいものだ。


「ほ、本当に!?よし、ならばすぐに仕度して行くよ!私に続け~♪」


女神様はノリノリなようです。


そんな訳で受け入れ先無いので異世界創ることになりました。

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