短めの章が連なるので、小説というより、ドキュメンタリーのような、日記のような感覚に陥る作品。アフリカで、危険と隣り合わせの任務につく日本人。銃を手放せない日常風景が胸を打ちます。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
銃を手に入れた主人公。銃とは人を殺すための道具として使われている。そしてその歴史の中で、より簡単に扱えるように改良がなされてきたものでもある。銃社会では、「銃が人を殺すのではない。人が人を殺すのだ…続きを読む
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