操縦席探偵・刑部依歌の撃墜数もヨロシク編

 中佐? 刑部依歌オサカベヨリカ中佐、報告を……本日の作戦、終了しました、けど……あれ? いつもコクピットにいるんだけど……ああ、いた。って、ええ!?


「んっ、上手いぞ……そう、慎重に、そして大胆に……ふぁっ!!」

「……依歌、凄い……あふれて、きた」


 ちょ、ちょっと中佐! なにやってんですか! って、増えてる!? 裸の女の子が二人に!? ど、どういうことですか!


「ん? ああ、運転手。御苦労だな、スパ◇ボ「」カクヨムは終わったか?」

「……依歌、続き……増援、溢れて、きた」

「待て待て、アムネジア。私にも一応仕事があるからな。最低でも一日数分くらいは働かねば、給料泥棒と言われてしまう」


 既に給料泥棒ですよ、大泥棒ですよ……で? 刑部依歌中佐殿、なにをやっておられるのでしょうか。相も変わらずコクピットに引きこもって。


「フッ、決まっておろう! 我らスパ◇ボ「」に出れぬ者同士、こうして今の時代の……千年後の世界のスパ◇ボ「」を遊んでおる!」

「……これ、面白い……第七次スーパー◇ボット「」ZXセロクス……好評、発売中」


 あーあー、全く……民間人の子供まで連れ込んで。しかもなんです? 痴女の中佐はともかく、どうしてこの子も裸なんですか。……あ、いえ! 決して見てなどは。はぁ……やっぱり転属願い、出そうかな。


「よしっ! いい機会だ、アムネジア! 皆に教えてやろうではないか」

「うん……第七次スパ◇ボ「」ZX、参戦作品……紹介」


 ちょ、ちょっと待って下さいよ、中佐? いいんですか、そんな大風呂敷を広げて! マズイですって、みんな見てますから! 読んでますから!


「先ずは老潜機鋼ヘルダイバー! 老兵の命が炎と燃える!」

「潜れ、星へ……想いを拾って」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881605819


「次に、錆色ロボット Reboot! こいつの参戦で13段階改造が可能になるのだ!」

「なんか、ハンパ……でも、この話、好き。……あたたかい」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881198540


「そして、ブルーウィング・ストライカーズ! 空と海の間で青い春を燃やせ!」

「ロボ、じゃない? ……魂を乗せれば、全部、一緒……」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881501252


「ふっふっふ、新規参戦作品も知りたそうだな! ええ? 運転手っ!」

「まだまだあるある……どんと、ある。魅惑の参戦作品……」

「荒野が皆を呼んでいる、砂塵の先に未来を掴め! 輝く未曾有のヘキサグラム」

「……女の子の、主人公……応援、する」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881865950


「己を吸い喰らえ!邪導機ガイオークス ~MPMAXの俺はロボのバッテリー~」

「……ロボの、動力……依歌も、動力」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881800672


「現実を疑え、真実を穿うがて! 終想機神グランデルフィン」

「割れ散る常識の向こう……本当の、戦い……」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054880957426


「異界ハーレム? エルフに妖精? 甘いっ! Survivor~機動史伝アクセリア~」

「転生先は……現実すら、生ぬるい……戦場」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881792453


「愛読、異議ナシッ! 戦う意義アリッ! Flamberge逆転凱歌」

「……弁護士(物理)」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881955928


「ハァ、ハァ……つ、疲れてきたが、あと少し! フ、フハ、フハハハ!」

「依歌、無理、駄目……もう、歳だから……」

「ボーイ・ミーツ・ガール、終わった世界を流離さすらえ! 旅機人―End of Stranger―」

「……一緒、同じ……ゼッカと、シンと……わたしと、一緒」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881818525


「紅蓮と燃えろ! 真星のディセイバー ~PROJECT HEAVEN'S GATE~」

「……念じて破をなせ……心の力、魂の叫び」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881934130


「フゥ、ハァ……あ、暑いな。脱ぐか!」

「……依歌も、脱ぐ」


 ああっと! 中佐、依歌中佐! それ以上脱いだら全裸でしょう! 痴女がただの裸婦になってしまいますから。……うん、転属願いを出そう。 ……ん? えっと、お嬢ちゃんは……アムネジアちゃん、だっけか? ああ、最後だね。じゃあ、ほら、あっちに向かって元気な声で。


「……シンとゼッカも、がんばる……荒ぶ砂塵のアムネジア。忘却の星……忘れては、いけない……記憶、思い出。そして、みんなが出てる第七次スーパー◇ボット大戦「」ZX……征歴せいれき1016年、冬……発売、予定?」

https://kakuyomu.jp/works/1177354054881593655


 うんうん、同じ裸でもイイ子だ……えっと、それで? 中佐? あの、ダイレクトマーケティングのチャンスですけど……ま、いいか。では、千年前の君たちに、心からのエールを。スパ◇ボ「」、さらなる攻略を期待する。存分の戦果を! では!

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