第16話 あとがきー伝えたかったこと
<愛ってむずかしい>
私たちは生まれてから今まで
色々な人と切磋琢磨し
時には突き放し
時には騙しあい
時には非情になって
進んでいる
同じ歳で、もしかしたら巡り合えたかもしれない魂が
今日も一つ一つ消えていく
そして私たちが今ここにいる
それを残酷だと罵る時もあれば
それを当然だと思う時もある
だからこそ、今日一日を大切に思うと共に
未来のことを思い描いて
バランスを欠くことなく進んでいく
傲慢だと誰かからは詰られ
貴方は正しいと誰かからは賞賛され
逢う人全てに愛される人も居れば
逢う人から煙たがられる人も居る
逢う人から嗤われる人も居れば
逢う人から賞賛される人も居る
恐れられる時もある
悲しいと思われる時もある
それが一生続くことは無く
その時その時を覚えていて
時には忘れて
何度も巡り逢う
誰かの真実の言葉が胸をついて
誰かの悪口が頭を悩ませて
誰かへの核心がウルサイと野次られて
誰かの愛情が時に包む
最愛の意味を未だに探し求めている
自分の決めた道が茨の道だと惑わされ
他人が歩いた舗装された王道を横目に
進むことの恐怖は、同じ体験をしない者以外分からない
けれどだからこそ、難しく考えているかもしれないけれど
同じ仲間と出会え
同じヒトと愛し合い
一度も誰とも出会わない人は居ないと
やはりここに記しておく
サラリと優しく励ましてくれる
私もそんなカッコイイ行い
出来る術を身につけたい
人と人の繋がりを絶たれる経験は
身を引き裂かれるよりも悲しくて
虚しい気持ちだけがシコリのように
傷跡として残る
赦したい人と出会い
赦し赦しあって高めあい
「終」が来ても本来の意味で「終わって」いないと
胸を張れる人と出会う
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「パートナー制度」って少しこんなことも含んでいたかもしれません。
これが全てではない
でも、これが嘘でもない
パートナー制度 翠 @Sui_00
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