宇宙を駆ける少女

人間が人工衛星になるという設定が斬新です。
この作品の好きな所は、感情の機微が細かい所です。
主人公のガラは、クローンであるがゆえに強く人間を意識させます。
ガラに対するセリーシャの嫉妬心や懐疑心、ガラに思うように気持ちを伝えられない親友のベン。
SF作品って感情描写がおざなりになりがちだけど、本作は違います。
序盤ですが、続きが早く読みたい。お勧めです。