ファンタジーという非日常の日常

読ませていただきました。

タイトルから想像するに、宿に泊まるクレーマーとのやり取りを面白おかしく描写する話かと思いました。
そういう話もありましたし、接客業の苦労話でもありますが、それだけで終わる話ではありませんでした。

宿泊客、宿の従業員それぞれの抱えた問題や奇妙な縁、そういったものを育んでの培う関係性、そして過去。

一言でいうと人生を見せるお話でした。

最後の局面において彼らの日常が続くかは分かりませんが、主人公の言葉を信じれば変わらず続くのでしょう。

もしくは彼女との関係は変わるのかもしれませんがw

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