ファンタジーという非日常の日常
- ★★★ Excellent!!!
読ませていただきました。
タイトルから想像するに、宿に泊まるクレーマーとのやり取りを面白おかしく描写する話かと思いました。
そういう話もありましたし、接客業の苦労話でもありますが、それだけで終わる話ではありませんでした。
宿泊客、宿の従業員それぞれの抱えた問題や奇妙な縁、そういったものを育んでの培う関係性、そして過去。
一言でいうと人生を見せるお話でした。
最後の局面において彼らの日常が続くかは分かりませんが、主人公の言葉を信じれば変わらず続くのでしょう。
もしくは彼女との関係は変わるのかもしれませんがw