どうして二人でいることが、こんなに幸せなんだろう。それはカレーの味付けだったり、靴下をはく習慣だったり。あなたの好きなものが好きになる、わたし。わたしの好きなものを好きになる、あなた。「 くるり、くるり。 わたしとあなたが回ってる。 心の端っこが滲み合って混じりあうみたいだ。 」この日々の愛しさを、そっと手をつないで大事にしていこう。眼鏡のあなたとワルツを踊るように。
読了後、ほっこりする作品でした。違うリズムのメトロノームが共振し、やがては同じリズムを刻むように、夫婦がゆっくり溶け合い、優しいリズムとなる、そんな感じの作品です。ほっこりしたい方やほのぼのしたい方におすすめです♪
人間というのは一人一人、それぞれ違う人間です。そんな別々の人間が手を取り合い、一つになって踊るということは……。相手を認め、分かりあい、譲りあい、そんな時の積み重ねの幸せを堪能できる素敵な作品でした。
新婚当時はぶつかりながらも、年を重ねて喧嘩の落としどころの勘が働き、二人の心は混ざり合います。よく理解できるお話です🎵
短編で内容に触れるネタバレは避けたいので簡単に。半ばでヒロインが心配していた事を相手が思ってくれているといい。この辺りの表現がよかったです。
読むことで心がほんわかするお話。作者の優しい文章が心地良いです。幸せって身近にあるんですよね。気づかないだけで。今日も一日がんばれそうです。ありがとうございます❤
こんな日常を過ごせるふたりが理想です。 著者の優しい描写と思いやりのある夫と可愛らしい妻のワルツ(三拍子)です。 あのクラシックの名曲が聞こえ、目の前にはあの川の流れが見えるよう。あ、ワタシも実際にその川は見たことありませんが。 恋をしているとブルーに見えるという伝説のある川。きっとこのふたりにはいつまでも美しきブルーに輝いて見えるに違いないと思います。
以前から作者の大ファンで、作品に溢れる愛にいつもバスタオルを欠かせないのだか、今回も見事にやられた。愛してる、なんてキザな言葉は一度も現れないけど、最初から最後まで全ては愛に包まれている。たまたま週明けの朝イチにお邪魔したが、大正解だ。お陰で今週は心豊かに幸せに過ごせること間違いなし。そして新樫さんを勝手ながら「愛情短編のお師匠様」とさせて頂くことに決めた。師匠!これからも御作品を楽しみにしております。
心が癒されました。こう言う夫婦関係っていいですよね。主人公の他人に愚痴を言えないってのは何となく共感できます。弱いところを見せたくないんですよね。