踏切がうまく使われていると思います。「これまでは偶然~」という言葉が、これから何かが起きそうだという伏線になっていると思いました。
しがない小説書き。自サイトでは長編、短編、和風、洋風、はたまたアラビアン(?)と節操なく書き綴っている。
偶然出会ってしまった非日常。開かずの踏み切りという場、そして時間と距離の設定を上手く使った、上質のホラー掌編だと思います。いやが応でも人の死を意識させられる場所だけに、これは怖いです。
自己の危機管理。警戒警報発令中!ですねー。危ない危ない。読者を作者の思うラストに導いていくのがうまいですね!ぞわっとしました。
踏切には色々な物語が隠されていますよね。ちょっと怖い物語・・・いいえ、凄く怖い。深夜に読んでいて、思わず後ろを振り返ってしまうほど。
異質感に気づいた日常の恐怖。何気ないどこにでもシチュエーションは読む人のデジャブ感を誘い不思議な感覚にさせます!
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