第8話
おまけ
「・・・っという訳で無事真白さんと付き合うことになりました」
僕の満遍の笑みでの報告も、一切興味なさそうに四条さんはフルーツオレを飲んでいる。
あれからまたきちんと告白し直し、僕たちは正式に付き合うことになった。
まぁもちろん職場での態度は全く変わらないのだけど。
「ふーん。白ちゃんがなんかお尻痛そうにしてたのは藤堂ちゃんのせいだったんだね〜」
「う・・・っ」
「まぁ良かったじゃん。っていうかこんな絶倫ヤローに犯されまくってる白ちゃんご愁傷様・・・」
「ちょっと!四条さん声が大きいですってば!」
慌てて四条さんの口を押さえる。
この人と話す時は公共の場じゃダメだと悟った。
「まぁ白ちゃんが幸せになれるならなんでもいいんだけど。って沖ちゃんも言ってたよ」
「えっ!もしかして沖田さんも知ってるんですか!?」
「沖ちゃんも僕も白ちゃんの身を案じてるからねー」
あぁ真白さんはみんなに愛されてるんだなぁと実感する。これは喧嘩でもしようものならこの人たちに殺されそうだな。
何はともあれ無事に付き合う様になった僕たちに更に一難あるのはまた別のお話。
わがままをおひとつ 皇こう @koh_suneragi
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