第5話

*シーン1・助っ人の名は*


さて、いよいよ最終回。

今回は色々な悪条件により、斉藤のプレイヤー交代、里奈NPC化という状態ですることになった。

では、いざ開幕である。


sorato0327→GM:前回、皆さんは花蓮さんの父親からディスクと地図を託されました。

Mさん→花蓮:はーい

GM:そこに、真美についての真実がある、という言葉とともに。

花蓮:真美……。私、どうしたらいいの……?

花蓮:パパは死んじゃって、ママが悪の組織って……、私の聞いた話よりもっと酷いじゃないのよ……。

Vさん→真美:「……私にもわからないよ……けど……」

花蓮:……けど、って何よ。あんたに何が分か……いや……そうよね、アンタも巻き込まれているわよね……。

GM:さて、そんな悲壮な会話を交わしながら、四人は地図に示された場所……森の中にたたずむ7階建ての古いビルにやってきました。

花蓮:……此処がパパが教えてくれた場所……真美の真実がある場所……!!

GM:古いビルですが、あちこちの窓には灯がともっていて、ここがまだ使われていることを物語っています。

花蓮:本当に胡散臭いけど……だからここが……

GM:さて、どうしますか?

花蓮:入るしかないわよね。志保乃、パパ、ヘッポコ……。皆が紡いでくれたんだもの……!!

GM:www

真美:私の真実……

GM:では中に入ると……まずは中の描写から。

GM:そこはちょっと大きなホールになっておりまして。その部屋の左右の後ろの隅から通路が伸びています。さらに、左前側の壁にはドアがありまして、真正面にエレベータがあります。

真美:「どの部屋から回ればいいかな?」

花蓮:まるで……この前の大学の建物みたいね……。

GM:さて、そんなことを言っていると、アラームが鳴り響き、左右からたくさんの足音が……!

真美:「えっ、えっ……待ち伏せられてた?」

花蓮:……真美!!武器を構えて!!

GM:どうでしょう?とにかく、左右の通路から、それぞれ10人ほどの兵士が!!

Iさん→斎藤:げっまじかよ

GM:しかも、見るに、みんなそれなりの手練れみたいですねー

真美:「もう!邪魔しないで欲しいな」

声(GM):「安心したまえ。誰にも君たちの邪魔はさせたりしない」

GM:と、どこかで聞いたような声が。

花蓮:……その声は!!

GM:その声と同時に、どこからか石つぶてが飛んできて、兵士たちを次々と打倒していきます!

花蓮:誰!?……まさか、会長!?会長なの!?

GM:その通り!入口からやってきたのは、生徒会長の姿でした!

真美:「会長!?」

花蓮:会長!!私です!!妊娠を前提に結婚してください!!


おいおい。


生徒会長(GM):「やぁ。みんな、無事だったかい?(きらりん」

花蓮:速攻で会長の下に駆け寄るわ。

花蓮:……あれ、でもおかしいわ、こんなところに会長がいるはずが……

生徒会長(GM):「無事で何よりだ。学校のほうがとりあえず片付いたからね。急いで、君たちのあとを追ってきたんだ」

花蓮:見抜き判定?真偽判定?

GM:いや、する必要なく本物ですww

花蓮:あああよかった!!会長、こんなところにいらっしゃるなんてああもう私のあふれ出すパトスがもう暴走しだしてどうにもこうにも


落ち着いてくださいww


花蓮:私ずっと寂しかったんです!!会長がいらっしゃらなくてパパがいなくなってママはくろまくでああもうこれどっからはなしたらいいのかしらわたしもうこうふんしてこうふんして

GM:そう言っている花蓮さんをよそに、今度は入口のほうから多数の足音が!

生徒会長(GM):「また来たか……。話はあとだ。君たちには、他にするべきことがあるんだろう?ここは私に任せて、君たちは先に行きたまえ」

花蓮:会長……はい!!

GM:ちなみに、見ると、左右の通路は行き止まりになってるみたいですね。

花蓮:……なら、まっすぐ進みましょう!!会長がいるいま、私に怖いものはないわ!!

真美:ありがとー!会長!

GM:ところが、壊れているらしく、正面のエレベータは動かないみたいです。行く道は、左前側の扉しかないみたいですね。

花蓮:真美!!アンタの力でエレベーター動かせないの!?

真美:「電気が落ちてるだけなら何とかなるかも。それ以外ならむりかな……」

GM:どこかの制御盤が壊れてるらしく、動かせないみたいですね。

花蓮:モーター故障かあ……。仕方ないわね。進みましょう。

GM:それでは、左前側の扉を開けると、そこは階段になっていますね。


ここで突然、斎藤役のIさんが急用のため退室。開始いきなり斎藤はNPCになったのであった(苦笑)


*シーン2・罠は引っかかってこそ華*


真美:どんどん行けるところに突撃!

花蓮:何かしらこの階段は!!

GM:階段を上ると、今度は右側に扉ですー

花蓮:扉の判定って出来る?罠があるとか道具があるとか。見てきてヘッポコ

斉藤(GM):「どれどれ……」

花蓮:ファイヤー!!

GM:(達成値11)

斉藤(GM):「うん。罠も鍵もかけられてないな」

花蓮:開けてみましょうか。この際

真美:いいものが入っていますように!

GM:はい。開けると、そこは一階と同じ構造。ただし、今度は、右前側の隅にも扉があります。

花蓮:ああ、もう。めんどうね……。

花蓮:エレベーターもあるってこと?そしたらそれも動かないのよね?

真美:扉ばっかりで迷いそうだね~

GM:はい。動かないようです。

花蓮:となると、扉の様子を又見てもらうしか手が無いわけだけど……。

花蓮:里奈も出来るんだったかしら?

GM:できますよー。

花蓮:二人で扉を手分けしてみてちょうだい

GM:はーい。まずは兄貴。

GM:(達成値13)

斉藤(GM):「ふぅ、危なかったな。扉にしびれる罠が仕掛けられてたぜ。今、解除してみるから待っててくれ」

GM:(達成値9)あ゛。兄貴、解除に失敗。

花蓮:それは危険ね。解除できないならほおっておきましょう。

GM:とはいえ、そこしか道はないのですがw


妹もやはり失敗ww


GM:開けて先に進むことはできますが、びりびりとしびれるのは確定w

花蓮:その罠ってどういうダメージを食らうのかしら。精神?

GM:HPのほうです

花蓮:麻痺とか来ないわよね?

GM:きませんw あくまで電撃でダメージ喰らうだけですw

花蓮:防御点かしら?それとも精神抵抗?

GM:防御点無効で問答無用で受けてもらいますw

花蓮:……あー、もう!面倒くさい!私が開ければいいんでしょう!!と半ギレになりながら傷薬をヘッポコと里奈に1個ずつ手渡し

GM:はいー。

真美:お薬の準備をしてもらって、扉にライダーキック?

花蓮:やったれー!!と言いながら扉をガチャリ

GM:はーい。それではびりびりと電撃がきて……2点ダメージです。

花蓮:あぎゃあああああああ!!……って、想った以上にしょぼかった

GM:さて、扉を開けると、そこはまたも上に続く階段です。

花蓮:……とんだ時間の無駄だったわ、とさっき渡した傷薬を二人から回収

GM:はーい

真美:ドッキリアイテムのびりびりペンに引っかかった感じ?

花蓮:……これだったら真美がやった方が良かったんじゃないかしら。だいたい水タイプは電気タイプに抜群取られるでしょうに。

GM:そして、上ったところ、左の壁に扉です。

花蓮:見てこいヘッポコ、と役立たずの2人を扉に押し付けてやるわ

真美:お願いします!

斉藤(GM):「はいはーい」

GM:(達成値9)

斉藤(GM):「うん、罠も鍵もないと思うな」

GM:続いて妹

GM:(1ゾロ)www

花蓮:……今度は里奈に開けてもらおう

里奈(GM):「うん、罠も鍵もないと思う」

真美:うわぁ……。

花蓮:そう言うなら里奈、アンタがあけてちょうだい(ニッコリ

GM:がちゃ。何事もなく開きましたw

GM:そこも、やっぱりこれまでと同じ構造。

花蓮:無限ループって怖くない?

GM:皆さんは、ホールの右前側の扉から入ってきました。

GM:ぶっちゃけ、四角い箱の、左右の壁に扉があると考えてください。そこの下側の左右に通路が伸びてる、と。

花蓮:扉がまた2つあるの?

GM:うぃ。その右側の扉から、皆さんが入ってきた、ということで

GM:さて。この部屋のエレベータを見ると、配電盤が開いてて、中が壊れてるのが見えますね


ここでGM、プレイヤーに基本的な構造をAAでなんとか伝達。


花蓮:延々と螺旋階段を上っている感じなのかしら

GM:そんな感じです

花蓮:それで、基盤を治せるかしら?直さないとママたちの所には行けないわよ、多分。

GM:さて、それでは、斎藤の技術B2、探検Lv3で振ってもらいましょう。11以上で修理できます。

花蓮:出来なかったらヘッポコ、アンタの体を導線代わりにするから頑張って頂戴(ニッコリ


ということで、花蓮さんに、ヘッポ……斎藤の分のサイコロを振ってもらうことに。


花蓮:2d+5でいいの?

GM:ですです

花蓮:(達成値9)

GM:あw

花蓮:ヘッポコ??

斉藤(GM):「ごめん。ちょっと難しくて」

花蓮:里奈は出来ないの?

GM:できますよー。では、妹も同じく振ってやってくださいー。今度は真美が振る?w

真美:はーい

GM:うぃ

真美:(達成値13)

GM:おぉ、成功ー。エレベータにあかりがともって、扉が開きました

真美:里奈ちゃんナイス!

里奈(GM):「ありがとう。できてよかった」

花蓮:……コレで、最上階まで一気に行けるわね

GM:いえ、いけるのは、5Fまでですw

真美:あらら

花蓮:えーw

GM:どうやら、6F以降には構造的に通じていないみたいですね。

花蓮:まあいいや、行けるとこまで一気に行きましょう

GM:はーい。では、5Fでございまーす。


*シーン3・宿命の対決*


GM:ちーん

GM:エレベータを出ると、そこには片目が義眼の男が待ち構えています。

花蓮:……例の電気びりびり面倒なくせして私の渦潮ひとつ解除できなかったショボ男!! 真美、後ろに隠れてて!!

義眼の男(GM):「言ってくれるな。この前、お前たちを逃がしてしまったおかげで、今度はオレが絶望一歩手前さ。この借り、返させてもらうぜ」

花蓮:そう、それはお生憎様ね

GM:と、そこで、斎藤が一歩前に進み出ます。

花蓮:……ヘッポコ!?

花蓮:何する気?死亡フラグ!?

斉藤(GM):「こいつとは因縁が深いからな。ここはオレに任せて、お前たちは先にいってくれ」

真美:斎藤さん……

花蓮:骨は拾っておくわ


ここから、GMの一人劇場開幕(苦笑)


斉藤(GM):「心配するな。必ずお前たちに追いつく」

里奈(GM):「兄さん……」

花蓮:あ、これ絶対追いつけないパターンだわ

斉藤(GM):「心配するな、里奈。真美たちのこと、頼んだぞ」

里奈(GM):「……うん」

花蓮:ヘッポコ、靴ひも切れてるわよ

斉藤(GM):「おっと」

花蓮:ついでにヘッポコの武器にエンチャントフォース

斉藤(GM):「ありがとう。この借りは、こいつを倒すことで返させてもらうよ」

花蓮:……餞別よ。精々死なないで頂戴。

斉藤(GM):「あぁ。死なない程度に頑張るよ」

花蓮:……ごめん、さっきの撤回。共倒れして、お願い

真美:用事が終わったら、みんなでここを出るんだからね!

斉藤(GM):「あぁ。ありがとな、真美」

GM:そして、二人は割って入れないほどの闘気を放ちだしますね。

花蓮:というかそこのアホ義眼男!そこのヘッポコちゃんと倒しなさいよ!!発言にぞわっとしたから!!

花蓮:と捨て台詞吐いて先に進む


おいおいww


GM:そして、二人は激しい戦闘を開始しましたね。

真美:花蓮、早く終わらせて帰ろう……美味しいもの食べたい!

花蓮:私帰ったら婚姻届書くの。会長との婚姻届


*シーン4・真実、そして決戦*


GM:さて、6Fに上がってきました。そこも構造は同じですが、通路にある扉の一つに、「サーバールーム」という表札がかかっています。

花蓮:……これってもしかしなくても真美の真実あるわよね?

GM:もしかしなくてもあるでしょうww

花蓮:というわけで里奈に扉調べてもらって行きましょう

GM:する必要ないですね。鍵も罠もありません。

花蓮:じゃあ中に入ってパソコンさがす。ディスクとか入れれる奴

GM:はい。ありますね。まさにその条件にぴったりのものが。

花蓮:じゃあそれにパパの遺したディスクを

GM:はい。すると……

GM:『キーディスクを認識しました。プロテクトを解除します』

花蓮:……やっぱりこれがカギだったのね

GM:『MAMI計画報告書を表示します』


2000.02.XX MAMI計画の実行のめどが立つ。

2000.03.XX 異能因子を持った受精卵の作成が成功

2000.04.XX MAMI受精卵が胎児まで成長する

2001.01.XX 三雲研究員によって、MAMI計画の実験体XX号が奪取


真美:もう、何が何だかわかんないね……

GM:そして、しばらく経ったあとに、画面にメッセージが。


『真美、お前がこのメッセージを見たということは、残酷な真実を知ってしまった、ということだろう。そう、お前はMAMI計画によって生み出された、人工の異能者なのだ。組織の尖兵となるために。


花蓮:成程……それで真美は所謂デザイナーベビーであった、と……。

真美:私が……人工……異能者……?


『だが、私たち夫妻は、お前をそうさせたくなかった。なので、研究室を襲って、赤子だったお前を奪い、我が娘として育てることにしたのだ』


花蓮:ここの話を見る限り、真美の両親もこの組織の一員だったのね……。


『生まれがどうであろうと、お前は一人の生命、守るべき命なのだ。


花蓮:そして、研究対象として育てた受精卵に情が移り、組織も何もかも捨てて逃げたってわけね……。


『そして、これだけは言っておきたい。お前の生まれがどうだろうと、先ほど言った通り、お前は一つの命なのだ。お前がどうあるべきか、どう生きるかはお前が自分で決めるんだ。

『何より、お前は私たちの大事な一人娘だ。


花蓮:……パパが言っていたわ。『自分の研究に情が移ってしまっては研究者失格だ。それでは中立で厳正な結果など手に入りはしない』……って。


『最後にはこれだけは言っておきたい。今まで本当にありがとう。お前がいてくれたおかげで、私たちはとても幸せだった』


真美:……


『娘よ、愛して』


ズキューン!!


GM:モニターに銃弾が着弾して、ブラックアウトしてしまいました。

花蓮:……結局パパも情に負けて死んじゃったけど……って!? 何今の音!?

GM:そして、背後から聞こえる、花蓮さんにとっては聞き覚えがありまくる声。

花蓮:その声、まさか……!!

声(GM):『ふふふ、知ってしまったのね。いけない娘ね』

花蓮:ママ……。

GM:そう、花蓮さんの母親、桑代扶沙恵さんの姿です。

真美:私を生んでくれた人は……私の幸せを望んでくれてた……

扶沙恵(GM):「ふふふ、花蓮。娘なら、母の言うことは聞くものよね?花蓮、その娘を渡して、自ら命を絶ちなさい? それが組織の……そして私の幸せになるのだから」

真美:なのに……どうして、あなたたちは……自分の望むことしか考えないの?

花蓮:……ねえ、ママ。

扶沙恵(GM):「ふふふ、なにかしら?」

花蓮:……私はどうして生まれてきたの?ママとパパが精いっぱい愛し合って生まれたって、昔言っていたじゃない。

花蓮:……嘘だったの?何もかも……。

扶沙恵(GM):「ほほほ、バカな子。あなたは、パパを操るための道具にするために作ったに過ぎないのを知らないなんて」

扶沙恵(GM):「愛情なんてはじめからカケラもなかったわ。でも楽しかったわよ。私の思い通りに育ってくれて」

花蓮:……除湿機代わりにされたりとかね……。

扶沙恵(GM):「そう。そしてあなたは用済み。用済みになった道具がどうなるかは、わかってるわよね?」

花蓮:……ゴミはゴミ箱に、だったかしら?

扶沙恵(GM):「その通りよ。さて、それではガラクタはごみ箱に入れてしまいましょうか」

GM:と扶沙恵さんは戦闘態勢をとります!

真美:子どもは大人のおもちゃじゃない!、かれんは私の親友で会長が大好きな……面白い友達!あなたの思い通りになんてならないんだから。

花蓮:そうね、今日は掃除の時間よ。出てきて、レヴィアタン。そう言いながら私は、体に水流を纏わせ、じりじりと里奈に近寄るわ。

GM:では、戦闘といきましょう!えーと、こちらの先制は12です。(剣術Lv+運動B)でふってくださいー。

真美:おばさんはリサイクル?しないと……

花蓮:……里奈……。アンタを最初にやってあげる……。


おいおいww


花蓮:……と見せかけてママに攻撃ってできる?

GM:いいですよー。では、扶沙恵さんは「ふふふ、いい子ね」と油断しまくってます

花蓮:(達成値12)

GM:はい、そちらの先攻でー

花蓮:但し先にやるのは……アンタのほうよ!!と先制一発フォーススピア!!

GM:はーい。では、ファンブルしない限り命中なので、どうぞー

花蓮:(達成値15)

GM:あたりですー。ダメージください

花蓮:はああっ!!(14点ダメージ)

GM:いただきますー

扶沙恵(GM):「くっ……いつの間にそんなことするような悪い子に育ったのかしら」

花蓮:おかげさまでね!!私は自由に生きるって決めたのよ!!

花蓮:覚悟しなさい!!ママ!!……いえ、『桑城 扶沙恵』!!パパの仇よ!!アンタを……倒す!!

扶沙恵(GM):「やっぱり、壊れたおもちゃはちゃんと捨てないとだめね……ちっ」

花蓮:それに私はもうアンタのものじゃない!!私はもう身も心も会長に捧げているのよ!!

GM:続いて、里奈の攻撃いきますー

GM:(達成値15)うん、命中。

GM:(6点ダメージ)ダメージ入りましたー

花蓮:真美、アイツを倒すわよ!! エンチャントフォースとか使ってもらえたらいいんだけれど

真美:まかせて!エンチャント・フォース。

花蓮:私に付けてもらうわ

GM:はーい。では、花蓮さんのダメージに+2です。

花蓮:私の水流と、真美の電撃!!会長に誓って、私は負けない!!

GM:それでは、ママの攻撃です。真美に、12と言って、フォースボルトを撃ちます!

扶沙恵(GM):「壊れたおもちゃはごみ箱にいきなさいな!」

花蓮:(尚攻撃しているのはオモチャでなく大事な対象の模様)

真美:(達成値16)

GM:おー、抵抗成功。では……(コロコロ)

花蓮:4ダメージ

GM:ですです

花蓮:真美!!

真美:「貴方たちみたいな、心の中まっくろくろすけになんて負けやしないんだからーー!」

花蓮:……狂人ね。欲しい真美に攻撃してどうする気?

扶沙恵(GM):「ふふふ、その子の代わりはまだいるもの」


***


GM:では、第2ラウンド、どうぞー

花蓮:……だからアンタは!!私に倒されるのよ!!

花蓮:理装術で攻撃、活躍点1点使う

GM:どうぞー

花蓮:(達成値15)食らえっ!!

GM:あたりー

花蓮:私はアンタのものじゃない!!アンタなんか……親じゃない!! 私の親は……パパと……会長のご両親だけよ!!


そしてここで奇跡が起きた!!


花蓮:(20点ダメージ、さらにクリティカル)

GM:うっそーーーー!!

花蓮:そしてクリティカルによりダメージ2倍で40ダメージ!

真美:つおい!

花蓮:貫けええええええ!!!

GM:では、それで扶沙恵さんは戦闘力を失い、倒れこみます。

扶沙恵(GM):「そ、そんな、この私が、ガラクタごときに……」

花蓮:やっぱり会長の御加護は絶大ね

GM:三人の勝利です!

花蓮:よわっ

里奈(GM):「私の出る幕なかったわね。さすがよ、花蓮さん」

GM:まさか40ダメージも出るなんて思わなかった。

花蓮:今よ!!コイツを捕まえましょう!!


*シーン5・脱出*


GM:と、そこに!

GM:別のモニターに映像が映し出されます。

???(GM):「無様だな、桑代博士」

扶沙恵(GM):「お、お待ちください、閣下!次こそは!」

???(GM):「残念だが、次はもうないのだよ。MAMI計画は破棄されることが決定した。君は侵入者とともに、そこで果てたまえ」

扶沙恵(GM):「そ、そんな……!」

???(GM):「この研究所の自爆装置を作動させた。今までご苦労だった、博士」

GM:それとともに、部屋、いやこの建物の全体に、赤い非常灯がともります。

GM:そして、「自爆装置が作動しました。研究員はただちに……」との電子音声も。

真美:なんか……やばそう?

GM:そして、モニターからはさらに三人に向けて。

???(GM):『よく我が組織の一端を潰した。だが、まだ我が組織の陰謀は終わらぬ。また会おう』

花蓮:あんた達の計画なんかに乗ってたまるか!!と言いながら竹刀でモニターぶっ壊す

GM:はーい。壊されましたw

花蓮:それと、ママの両手を縛るわ

GM:はい。縛られました。

花蓮:……行くわよ、ママ。

GM:さて、では脱出していただきますが、その前に……ヘッポコのところにはよりますか?

GM:扶沙恵さんは、組織から捨てられたのがショックなのか、「私が……そんな……」と精神崩壊状態です。花蓮の言葉も耳に届かないみたいですね。

真美:ここからがスタートだね

花蓮:とりあえず、里奈、そいつかついで!!

花蓮:パパを殺して、真美を巻きこんで……それで死んで逃げるなんてさせないわよ!!

GM:さて、5Fに降りると、義眼の男が血まみれで倒れていて、これまた傷だらけの斎藤が座り込んでますね。

花蓮:うわ、今度は血だまり……?

真美:「斎藤さん!生きてるよね!」回復薬を斎藤さんへソーイ!

斉藤(GM):「あぁ、なんとかな……終わったのか?」

花蓮:とりあえず私ママを里奈と一緒に担いでるってことで

花蓮:……終わったわよ。全部。全部ね……。

斉藤(GM):「俺はもう、ボロボロで、疲れ切って動けねぇ……。悔しいが、オレはここで終わらせてもらう……。お前らは先に行きな……」

真美:でも、なんか偉そうなおじさんが出てきてここ爆発しそうな感じだから……って大の男がヘタレないでよ!逃げるの!

真美:少し、斎藤さんの腰辺りに微量の電気流してマッサージできないかな?フォース・ティップス

斉藤(GM):「いてててて!少し荒っぽくないか、嬢ちゃん……?動けるようにしてくれてありがたいけどさ」

花蓮:助けてもらっただけ感謝なさい。さて、フォース・チップ。階段をウォータースライダーみたいにできる?

GM:できますよw

花蓮:それでママもヘッポコも、皆この建物から非難させるわ

GM:はーい。それでは、脱出できるかどうか、ここは主人公の真美に、(生徒Lv+運動)で10以上を出してもらいましょう。

花蓮:ということで階段に水流が溢れてウォータースライダーになったってことでいかしら?

GM:はーい。では、判定をどうぞ。失敗しても脱出はできますが、ダメージを喰らいます。

真美:よーし!逃げるよ!!

真美:(達成値11)

GM:おー、成功ー。

花蓮:ざざざざー

GM:では、脱出した皆さんの背後で、どっかーん!と研究所が大きな爆発を起こしました。

花蓮:割と背中が痛いわ

花蓮:ヘッポコもママも、ちゃんといるわよね?

GM:いますよー

花蓮:よしよし


*エピローグ*


GM:では、エンディングのRPをしていただきましょう

花蓮:会長はいるのかしら。

GM:いますよ、もちろん

生徒会長(GM):「ご苦労だったね、花蓮くん」

花蓮:……会長。お願いがあります。私と結婚してください!!

GM:ではここで、2d6を振ってください。7以上かどうかで結果がw

花蓮:(目は5)

SwordWorld2.0 : (2D6) → 5[3,2] → 5

GM:あw

花蓮:活躍点使って振り直し

GM:ききませんw

花蓮:(目は6)


使えないと言うに(笑


生徒会長(GM):「あぁすまない。実は私には、許嫁がいるんだ」

花蓮:ええー……

花蓮:お願いします!!私もう身よりも何もないんです!!もう会長しか心の支えがないんです!!お願いします!!お願いします!!と焼き土下座

生徒会長(GM):「君の気持はうれしいよ。私ではなく、別のもっと良い男を探して幸せになってくれたまえ。それでは、アディオス!」

GM:と会長は、白馬に乗って去っていっちゃったのでした。

花蓮:会長ーーーーー……

斉藤(GM):「まぁまぁ、花蓮。俺がいるじゃないか」

花蓮:五月蠅い。お前嫌い、お前のせいで!!うわあああああああん!!と泣きながらフォース・スピア。

真美:これは……かれん泣いていい……

花蓮:……いえ、、こうなったら許嫁からNTRしてやる!!私負けない!!

GM:ではちっとも感動的ではないですが、花蓮が泣きながらぶっ放したところで、幕といたしましょう。お疲れ様でしたー

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Beyond that of Humans TRPGリプレイ・オリジン ひいちゃ @sorato0327

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