彼の事が気になっているのに色々と上手くいかないもどかしさが丁寧に書かれています。ペン回しやジュディマリというキーワードでキャラクターのイメージが広がり、会話を関西弁にした事で作品の個性が良い感じに表れていました。これか二人がどうなっていくのか。想像の余地が残る終わり方も良く、最期まで楽しく読むことが出来ました。
甘酸っぱい青春の一ページが、絶妙なやんわりとした言葉遣いで綴られています。 読みながらニマニマと頬が緩んでしまいました。 可愛らしい恋模様をご所望の方、ぜひどうぞ。
どこもかしこも可愛いです!バックにジュディマリの歌が流れるなか、軽快にペンを回す神崎君の映像が浮かびました。可愛い、とにかく可愛いです‼
こういう、どうしようもないドキドキ感、懐かしい。青春しているときしか味わえない。
初々しい告白劇。 気付けよ…… 気付かないよ…… そんなのは、その時をそれだけに暴走出来る学生時代の特権だと思う。 甘酸っぱいすな、胸焼けしそうなほどにw 方言(関西弁)というスパイス(今回は甘味料のような甘さだが)を使うことで、標準語にはない瑞々しさがことさらに演出されていたと思う。 さて、今作読んだ後はお口直しにレモンなんぞを一噛みされることをオススメします(爆)
例えば、ついたばかりの蕾。まだ青さを残した蜜柑。色づき始めた苺。そんな若々しい、瑞々しい、甘酸っぱい関係。ああ、こんな高校生活を私も送ってみたかった。可愛い、可愛い2人のおはなし。
学生時代の恋のあるあるなストーリーで、甘酸っぱい気持ちになりました。関西弁の自然なやりとりが二人の純朴さを感じさせてくれます。可愛らしい二人と心憎い友人のこれからの青春にエールを送りたくなりました。
微笑みを浮かべながら読める掌編です。気にしていないはずなのに、やはり自分の心は偽れません。台風の日、これがキーポイント。どんな展開になるのかはぜひご覧下さい。冒頭に申し上げました微笑みが、ほら、浮かんできますでしょ。関西弁の女子はすべからくキュートですね。いえ、標準語だって負けてはおりませんけど。
関西弁の台詞回しがとても心地よかったです!標準語だったら同じシチュエーションでも全く違った印象と言うか、関西弁をだからこそ成り立つ物語ではないかと!登場人物達も良い味、個性を出していたと思います!