というかすぐそこまで来てるかも知れない。こんな風になってほしくないと切望するオレは、間違いなく「過去の人間」です。
姶良守兎と申します。いわゆる普通の会社員。性懲りも無く、ペンネームをマイナーチェンジしました。 十代の頃、SF小説にハマり、自分でも書いてみたい、と意気…
誰もある意味ではきっと間違ってないのだけれど、誰もかれもがなにか間違っている。じわじわと心に忍び寄るSF作品には、どこかで、必ずそんな感想を抱きます。もちろん、この小説も。作中、動物を飼っている…続きを読む
読者に圧倒的な筆力で矛盾に満ちた倫理観を問いかける。各団体、業界から反発はくるだろうが、高等学校の国語の教科書に載せて欲しい。
本当に久しぶりに、文句なしの傑作SFだった。これぞSF。 食べるという原点を安直な倫理……『ハンニバル(トマス・ハリス著 高見 浩訳 新潮社 敬称略)』のレクター博士風にいえば、『道義用排泄パン…続きを読む
私たちが今生きていることと、私たちが今感じているものとは何なのか。現代よりも少しだけ科学技術と倫理観が手を伸ばした世界を通して、そこへと向かいつつある今の私たちの世界へ問いを投げかけている秀作。
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