現在の動物愛護とかの延長線上にあり得るんじゃないかと思わせるようなSF短編小説。タイトルのセンスがいいです。すごくSF的で、個性的で。おもしろかったです。ありがとうございました。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
私たちが今生きていることと、私たちが今感じているものとは何なのか。現代よりも少しだけ科学技術と倫理観が手を伸ばした世界を通して、そこへと向かいつつある今の私たちの世界へ問いを投げかけている秀作。
私は犬派なので、犬だって……犬だって……!と若干なりましたが、確かにこういう状況になったら犬は普通にバクバクしてるんだろうなと思ってしまったのも事実です。猫だからこそ、でしたね。意味はこの作品…続きを読む
今自分たちにとっての当たり前というものを改めて考えさせられる作品でした。自分にとっての当たり前というのはずっと昔から当たり前だったわけではない。また、自分にとっての当たり前を受け入れられない人もい…続きを読む
肉の設定などが非常に考えられて作られている。SFとしてそういった細かい設定だけでも十分にお腹一杯になるのだが、更にそこに倫理観といったスパイスが加わりとても充実した内容になっている。機械猫ファルカ…続きを読む
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