反逆幼女‐ﾄｩﾘｽﾞﾝﾛﾘｰﾀ‐

核なき世界。
臨んだのは平和の世界。
生まれたのは災厄。
人間兵器。――――科学者:ニコライ・エルンスト・プリヘーリヤ

2050年。世界は核兵器完全廃止の体制になった。核を持つ国は説得、武力行使により抑えられ世界からは核兵器というものが消えた。
それから25年後―――2075年。ロシアで生物兵器というものが開発された。これをはじめに負の連鎖はまた起こる。戦争ののろしはまた挙げられた。
世界は混沌に満ち、人々は恐れおののいた。
さらに5年後。災厄。人間兵器(イーコール)が完成した。戦争はその後12年続き終わらぬ戦争時代が訪れていた。
そして、イギリスで終わりを告げる鐘がなる。殺意の人間兵器シアリー・マーサーが生まれ…世界に反逆の弾が降り注ぐ…