近未来の世界。完璧にコントロールされ、効率化最適化された車社会。その裏にある、ちょっとしたエラーでできた人間味のある空間。質の高いSF短編を堪能した読後感を感じた。
到達できない場所というネタはSFで昔からあるが、これは秀逸。現代的でもある。