「日常」を読ませる力

「通勤電車でイラッとして書いた 」というキャッチフレーズ通り、序盤から作者の苛立ちが手に取るように伝わってきます。
電車は人が多くてむさ苦しくてイライラする。
説明してしまえばそれだけなのに、独特な文章に引っ張られてなぜか読んでしまう。
そんな作品です。