普通、心霊スポットって怖がりたくて行くものじゃないですか。でもこの作者様の場合は違うのです。
ひょんなことから一緒に住むこととなった叔母の霊魂。その叔母の霊魂を認識し続けるために、『霊感能力の向上』という目的で心霊スポット巡りをするのです。
霊感0で怖がりの私には、ちょっと考えられない理由ですが、作者様は至って真面目であり、そしてなんだか幽霊に対してアグレッシブで強気(笑
ところで、この体験談は本当に怖いです。まず「真実」か「偽り」かで疑念を抱く方もいると思いますが、その語り口からして「真実」だと断定できると思います。いかにテレビに出ている、(金目的の)霊能力者が胡散臭いかが分かりますね(笑
ちなみに、テレビでも話題になった京都の心霊マンション「メ〇ボ広沢」にも出向いており、その話がまた怖い怖いっ。
というより、全話怖すぎて夜には読めなった私ですが、連日続く熱帯夜には丁度いい「ヒンヤリ感」を与えてくれるかもしれません。
皆さまも是非、最恐の体験談を読んでみませんか。
……読んだあと何かあっても責任はとれませんが、ね――。
霊感持ちというのは、自分が思うよりも実は多いのだなぁと近頃はよく思うのですけども、あまり他人には言わない能力ではありますよね、確かに。
見世物的な興味を引けたとしても、信用自体は失いかねないし、商売っけでもない限り、本当に霊感を持っている人はあまり顔を出したがらないと思います。
話は聞いてほしいところはあるんで、顔の出ない匿名性の強いネットの中で、そういう人々がようやく「ねぇ、聞いてよ、」と声を上げ始めたのかも知れませんね。
私は霊感の方もムラっ気で、感じたり感じなかったりが激しいので、特に言うのは控えています。そんな私の体験談もお聞き頂きたいと思ってしまいました。仲間意識を勝手に持たせてもらってます。(^^)