まさしく発端。


 大きな物語のプロローグ。

 SFというと先進科学やオーバーテクノロジーを描く作品が多いなか、この物語は文化を描こうとしているのではないだろうか。

 人々の営みがある。

 そこに生じる摩擦や衝突、軋轢を乗り越え、その先に輝く未来を期待したい。