現れた脅威
門が出現したと同時に現れた存在がある。
化け物、モンスター、魔物色んな呼び方があるが人類に脅威的な被害が訪れた。
その被害は俺にも訪れようとしていた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
門が現れて人類はパニックに陥っていた。
俺と菜香もパニック状態で人の波の中にいた。
「菜香!絶対手はなすんじゃねぇぞ!」
パニックの原因は門から現れた存在だ。俺達がいたところには鳥型の化け物が脅威をふるっていた。
約1メートルから2メートルの大きさで、簡単に人の命を消していく。
「どういう事だよ!こんな簡単に人が死んでいく…。
ゲームや小説が現実になるなんて…」
化け物の脅威は俺達のすぐ近くまで来ていた。
もう終わりなのか…。俺の人生は。
思えばどうでもいい人生だった。23年だったが、後半3年しか楽しくなかった。
だけど…菜香だけは守りたい!俺は最後にそう思って化け物に向かう。
「鳥型の化け物…。
ちょっとは足止めくらいにはなるだろう。」
菜香は俺が化け物に向かっているのを見て止めようとするが、人の波に逆らえずどんどん離れていく。
どうやら、化け物は俺をターゲットにしたようだ。
鳥型か…弱点か何かなかったか?
…思い出した!鳥は空を飛ぶ為に体が軽くなってたはずだ。大きく見えるのはほとんど羽毛のせいだったはずだ!
弱点は…体の中心。胸のあたりだ!
俺が化け物の胸に蹴りをいれる。…なんでだろう?とっても体が軽い感じがする。
化け物は苦しみながら、最終的には動かなくなった。
「倒せた…?」
そんな事を思っていると鳥型の化け物は、一気に俺に向かってくる。
「これは…流石に無理だな…。
最後に頑張れたんじゃないかな?」
俺は目を閉じる。
だが、痛みがくることはなかった。
目を開けると、三年前に見た異世界からの使者が鳥型の化け物を魔法みたいなもので倒している光景だった。
人生はなにがあるかわからないもんだ… カイゼル @9817
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。人生はなにがあるかわからないもんだ…の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます