凄絶極めし罪人同士の殺し合いに、人の根源、その深奥を見よ

じゃんけんで人が死ぬ。
ギャグと思って読んだ人間は、想像を絶する程のドシリアス展開に瞠目せざるをえないだろう。
各々の人物にドラマがあり、全ての試合に手に血汗握り白熱して溶解するほどの極限の闘いがある。(一回戦第七典礼『因果神智/彷徨セル秩序』は除くッ!)
悲劇に悲劇を重ねるような世界で行われる罪人たちによる異次元の戦いは東西古今の武術作品にも稀である。
バトル・アクション・武術好きにはたまらない物語。
損はしないから読んでみてくれ!

その他のおすすめレビュー

ビーバーの尻尾さんの他のおすすめレビュー20