カクヨム八年生

日帰りコンテスト勝手に表彰式！

　日帰りファンタジーコンテスト、終わりましたね～

　初めは星50ぐらい行けば万々歳だな。と思っていたんですが終わってみれば当初の予定を上回る星80。応援して下さった方、ありがとうございます！　中間、通りますように～！

　さて今回のコンテストですが、短編だからか読みやすくて、その作者の特徴が表に出た個性豊かな小説が多かったように思います。

　読んでいて「ああ～こんなアイディアもあるんだ～」と参考になりました！

　今回はそんな日帰りファンタジー作品の中から何作品か紹介していきましょうと思います。

　今回は少し趣向を変えて二部門で私が勝手に表彰する形式。

　まず最初の部門はこちら！

▪️これが本命！？　受賞するんじゃないかと私が密かに予想している作品！！　部門

　その名の通り、私が勝手に受賞するのではと予想している作品です。この部門にエントリーしたのはこちら！

◎『同じ夢を見ていた』作者 タカテン

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884045560

感想：クラスの美少女と同じ夢を見るというのがもうワクワクしますね！読みやすくニヤニヤしちゃうラブコメ系ファンタジー。小道具の天津飯がいい味出してます。

◎『勇者召喚されたら誤字だらけでした』作者：名々瀬朋也

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883942254

感想：勇者として召喚されたら高いステータスの代わりにデメリットとして誤字を負わされてしまうという面白い設定。笑いどころが多く、誤字を生かして戦う所も良い。ヒロインが可愛いのも特徴。

◎『異世界3分間SAVING～世界を救うための制限時間は3分です～』作者 既読

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884117419

感想：異世界を救うのに3分間という制限時間があることで程よい緊迫感が出ています。展開が2転3転し、後味も爽やか。作者さんの力量を感じます。

◎『恋人がエルフだなんて、世界が許しても妹は許しません』作者：坂神慶蔵

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883952010

感想：「エルフ」「妹」という二大萌え要素が上手く生かされています。会話による掛け合いが面白く、オチも良かったです。ファンタジー要素が上手く現実に溶け合った作品。

　ゲームっぽい今風の異世界要素があったり、魅力的なヒロインが居てラブコメ風味だったり、テンポがよくてラノベ風で読みやすいことを理由にこの四つを勝手に受賞候補と予想しましたが、果たして......！？

　次の部門！

▪️個性豊か！　個人的にとても好き！！　部門

　こちらは編集さんが選んたり一般受けする作品かどうかは分からないけど個人的に好みな作品を紹介する部門です。

◎『嘘松アーニャと夢色異世界』作者：ピクルスジンジャー

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883760270

感想：賞をとるかはさておき、とても好きな作品として真っ先に思い浮かんだのがこれです。とにかくグイグイ引き込まれて一気に読んでしまいます。果たして、何が嘘で何が真実なのか......

◎『双月の大英雄』作者：古月

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883930120

感想：まさかの中華風武侠ファンタジー！流れるような美しい筆致に香港映画を見ているかのようなアクション！作者さんの個性が出た他にはない一作です。

◎『逃げ水のなかの少女』作者：丸山弌

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883813362

感想：逃げ水の向こう側に異世界があるというのは非常にロマンがありますね！偶然出会った少女のために主人公が自ら行動し、成長していくのもgood！夏の日が似合う、爽やかな短編。

◎『バッド・コンディション』作者へべれけ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883879773

感想：荒廃した世界をジープで駆けたり「人名よりも花が尊ばれる」という設定が素敵。短編として綺麗にまとまっていると思います。

　またこちら、リアルタイムメイキングとしてどのように物語を作ったのか公開しているのも非常に興味深いです。

↓↓

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883803346

　ありきたりなラノベ風では無いですがどれも独自性があり読み応えがある力作揃い。果たして編集さんの評価は......！？

　どうでしょうか！？　この中から受賞作品は現れるのか！？

　とは言っても私も全ての作品を読んだわけでもないですし、ゲームっぽいラノベファンタジーが受賞するんじゃないかというのもただの私の一個人の予想なので、果たしてどうなることやら。

　書籍化する訳でもない賞ですし、思い切り尖ったのをとってくる可能性もありますからね。

　こうご期待！！