『伝わる言葉』とは?――書いても書いても伝わらない!

作者 深水映 (ふかみえい)

102

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★★★ Excellent!!!

『自分が書きたい言葉』は『相手が読みたい言葉』だろうか。
『自分が伝えたい文章』は『相手が求めている文章』だろうか。
『自分が届けたい想い』は『相手が共感できる想い』だろうか。

分かりやすいようにと、短く説明すれば「もっと詳しく」。
詳しくと頼まれたので、長く語れば「理屈っぽい」。

理解しやすい言葉にまとめれば、要点が抜け落ちて大雑把に。
言葉に説得力を持たせようとすれば、だらだらとした長文に。

言葉というものは、意志を込めた記号。
文字に気持ちを込めれば文章に、空気の振動に気持ちを乗せれば声に。
言葉というものは、自分の心を込めて相手に送り届ける道具なのだ。

そして、心を込めるからこそ、共感や感動を生む。
しかし、心を込めるからこそ、すれ違いや争いも生む。

まったくもって言葉とは、もどかしくて難しくて面白くて楽しくて、理解も不理解も生む不思議な存在である。

★★★ Excellent!!!

伝わる文章を書くのは難しい。

殊更に、それらが好きの対象となれば、最早客観的に伝える事は不可能であり、どこかしらの主観を持って相手に感情を伝えなくてはいけない。
しかし、そのウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト的な熱量は時に相手を焼き尽くし、関心すら失わせてしまう。
それを、別の言葉に置き換えてサーヴすることの難しさたるや!

それはまさに、ままならない現実に対する抵抗運動のようなもので、大いなる力とヤバッ!でGJ!な気持ちがないと出来ない事なのである。

何が言いたいかというと、ほら、伝わる文章を書くのは難しいのDEATH。

★★★ Excellent!!!

面白い作品でした。←ダメなレビューの例。
…というように、作者様のBABY METALへの熱き想いが綴られている中で、どんな言葉が読み手の心に響くのかということを教えてもらいました。
BABY METALの良さを伝えるために作者様が四苦八苦した具体例が、他の人の心に響く(あるいは響かない)例としてわかりやすく示されています。
なるほど!と読み終わった後にこのレビューを書いてみているのですが、なかなかどうして心に響く言葉を綴るのはやっぱり難しいものですね。
レビューの腕を磨く方向性を教えていただいたので、あとは鍛錬あるのみです!

★★★ Excellent!!!

とにかく『筆を尽くす』という事は難しい。

語彙の表現を磨く為に多くの本を読み、国語の参考書を読み漁り、大家の先生のエッセイに目を通し……されども筆が尽くされるという事はない訳です。日本語の世界は広く、深淵です。底が見えません。

本作は筆を尽くす為に孤軍奮闘し、日本語の世界の深淵に立ち向かった主人公の熱い戦いの物語です。とてもお薦めです!

★★★ Excellent!!!

 私は最近ベビーメタルが好きになった、にわかファンです。メタルファンでもアイドル好きでもありませんが、何故かベビーメタルは好きになったんですよね。 
 多分、『アイドルとメタルの融合』っていう今までにない斬新さに興味が湧いて、ちょっと聞いてみるかって聞いてみたら、「なんかかっこいいっ!」って虜になってしまったんだと思います。
 
 ところで今回のキャッチコピーは攻めました。
 べビメタ知らない人間には意味不明ですが、何これ? と興味は持つでしょう(^-^;

★★ Very Good!!

僕はBABYMETALという方々の存在を、この作品を読むまで知りもしなかったファンでもアンチでもない人ですが、作者さんの体験談には共感せざるを得ませんでした。魅力を細々と語るほど相手に引かれてしまうんですよね。自分でも分かってるはずなのに、ついつい喋りすぎてしまう。ファンの辛いところですね。

Good!

BABYMETAL、楽しいじゃないですか。
外国で受けることも理解できます。
一方、「アンチ」もいます。当たり前です。

でも、そんな人にBABYMETALの魅力を
いくら語っても届きません。
それは、文章や表現の問題でもありません。
ピーマンと同じです。

私、ピーマンが嫌いです。
その素晴らしさを誰かが真剣に語ってくれても
ミシュラン★★★のシェフが調理してくれても
食べません。いりません。嫌いです。
受けつけられないんです。あの味が。

BABYMETALがダメだ、イヤだ、許せん
……というのも、これと同じですよ。

★★★ Excellent!!!

僕はBABYMETAL大好きですよ。AKBとか、ももクロとか、とは別物。僕はメタリカとかスレイヤーとかブレット・フォー・マイ・ヴァレンタインとか純粋にメタルが好きなんですね。BABYMETALは歴としたメタルだし、3人共可愛いし、1stが全米187位にランクインし、世界中のフェスをツアーし、ソニスフィアでもライブし、そして満をじして2ndが発売。全米100位以内には確実にランクインするだろう、とは思ってましたが蓋を開けたら39位の快挙。あの伝説のバンド「オアシス」だって、解散間際はそれくらいのランクなので、海外では評価されてます。それに海外では「メタル再評価」のブームもあり、しっかりブームに乗っかって人気を泊してます。3作目が発売される頃には全米1位も狙えます。ラムシュタインというドイツ語で歌うバンドもアメリカで評価されてますし、演奏主体のメタルだからこそ言語の壁も乗り越えるのです。実際、我々も英語の洋楽を聴いているわけですから。ウェンブリーではウォール・オブ・デスやモッシュピットも巻き起こりライブはアイドルというよりかメタルそのものです。まず曲がいい。メタル好きから見ても演奏が上手い。3人共可愛い。文句の付けようがないじゃないですか。ちなみに大阪オンリーですがサマソニにも今年出演します。見に行きます。「THE ONE」とか名バラードですよ。小説も同じ。ブームに一番最初に乗るのがパイオニアですよ、歩道橋の音楽、とかもそうですね。

★★ Very Good!!

私はベビメタファンではありません(というか、あまり好きじゃないです)が、伝えるということの大切さを思い知らされました。
好きなものが炎上したり、アンチが増えたりすることは、今まで別段気にも留めていませんでした。わかる人にはわかるんだからそれでいいじゃん、と見て見ぬふりをしていたのです。
でも、それだと意味が無いんだなと……私も物書きの端くれと思うなら、それじゃだめなんだなということを感じました。
文章を書くことにおいてもですが、考え方を正していただいたような気がします。
私事ですが、これが初レビューです。素敵な文章に出会えてよかった!

★★★ Excellent!!!

「伝わる言葉」をBABYMETALを通じて考察したエッセイもの。

「クオリア」という言葉があります。小難しい話になってしまうのでここでは割愛しますが、すごくザックリと「主観的な感覚」とでも言いましょうか。「暑い」とか「寒い」とか、「赤い」とか「青い」とかです。そしてそれらは「結果」でしかないのです。

つまり何が言いたいかというと、結局「体験」から得られるものは主観的であり、その結果だけを伝えたところで、それが主観的である以上十全に伝わらないということです。

そして伝わらないからこそ、それを補填する要素が必要なのです。つまり体験した結果どうなったのかと。


……なんか脱線気味のレビュー(これはレビューなのか?)になってしまいましたが、一応これがこのエッセイを読んで私が感じたことです。そしてそう感じたからこそ、私はこれまで書いてきたレビューを今一度見直すことにしました。過去のレビューもそうだしこれからのレビューも、人に伝わるよう工夫していこうと思います。


レビューの文章で一度でも悩んだことのある方、是非ともこのエッセイを読んでみてください。