吾々は絶滅危惧種である


ここには書くのが好きな人がいるように、読むのが好きな人もいて。だから「吾々」はこの作品において最後の希望のような存在だ。

新しいものの良さも、古きものの良さもどちらも捨てがたい。

失うものが多すぎて、それに慣れていってしまうけれど、ifの世界は失う前に私たちに問いかけ、気付かせてくれる。


登場人物たちの印象が前半と後半で変わるのだけれど、もしかするとそれも、伝えるメッセージのインパクトに貢献しているのかもしれません。

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